3月18日(日) 九チャレ@熊本県五木村に参戦して参りました。
@先頭集団 photo by エイル宮崎レーシングHP
結果は、4周回目の橋の直角カーブで落車。
何とか走ることは可能だったので、とりあえず完走でした。
Result:A-M (マスターズ) 28位
越智さんは安定の11位!
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備忘録も兼ねて
7時半からの1時間弱の試走に間に合う様に、久留米出発は5:00 a.m.
到着は7時15分くらいで、駐車場の五木中学校でチームメイトの越智隊長と合流する。
エントリーして、二人でコース試走。まだ寒い。
今年のコースは、1分ちょっとのキツイ勾配があるのみで、残りは概ね平坦なコース。集団のままスプリントになるだろうと思われるが、スプリントの無い自分はどうしたものかな…。と悩む。
180°折り返しから上りなどのポイントもあり、シフトチェンジのタイミングなどを確認する。
一番イヤだったので、下ってからの細い橋のポイント。
我々の出場するA-Mカテゴリーは13時からなので、試走後も時間が有り余っており、アップをするまでの時間は仮眠したりして過ごす。毎回コースが変わるため、試走できていればもう少し遅く来てもいいかも。
11時30分からアップ開始。
昨日の北野練でまずまず踏んだので、若干脚が重い気がする。BAAMウォーター摂りながら、ケイデンス120rpm・150wで30分回した後に、1分間だけ350wで回して身体を温めて終了。筋肉がほぐれた感触もあり、脚も良く回った。今日は闘えそうだ。ワンピースジャージに着替えて、レッドブルとメイタンジェルを摂取して準備終了。
12時20分出走サインへ向かう。
バイクを3列目に並べて、しばし久々にお会いする方々と談笑。羽根田さんこんなブログ拝見頂き恐縮っす(__)
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レース前スルスルっと先頭に位置取り。
今日は、先頭付近で展開することを目標に。自分からレース展開を作ってみたいとも思い、積極的に動いてみることとしていました。1周目中盤でローテが回ってきて先頭になるけど、前を引いてもしょうがないので、軽くアタックをかけてみたらそのまま飛び出すかたちになった。誰か追いかけてくれば、コーナーの多いこーすなので後続にインターバルを掛けられる。
@様子見ながら逃げにチャレンジ photo by Mr.Yarii
半周ほど泳がされて、最終急勾配区間まで緩く一人で走りましたが、ここは他の選手の登坂状況を確認する目的にゆっくり目で上ることに。すると、ゴリゴリに上ってこられるセレクシオンの宮本さんに追い抜かれます。調子が良さそうだ!勾配キツメだけど1分ちょっとの上りなので、そこまで差が着くこともなく、結局2番手で通過。ポジション的にはイイ感じです。
@2周回目 先頭集団
2周目は集団の動きが活発に。Blue Glassの豪仁先輩がイイ感じで飛び出て行ったので後ろに着かせてもらうが、下り区間なので決まらず。その後にはギンリンサコマさんやセレクシオンの和田選手が飛び出て行ったので、合流して3人で回す。津末レーシングはメンバーが豊富で、一人ブリッジして来た。エースは津末浩平選手だろう。しかし、何故かローテに加わってくれた(笑)
2周目も色々と動いてみたものの、あまり時間差もつかないし、そんなに脚もないしということで大人しくすることに。すると、岩男選手かな?一人飛び出ていったが、みんな自分と同じ考えなのか、誰も追わない。最大で8秒ほどのギャップがつくが、見えている範囲で集団が追う。ここで集団は25人程に絞られていた。チームメイトの越智さんと一緒に走る。
@3週目 photo by Mr.Yarii
ここで、よく見るとお一人背中がこちらを向いている選手がいるが、私はこの選手の急ブレーキに巻き込まれた。もう一人も巻き込まれたが、私は一人先頭集団を追走し合流する。危ない危ない。でも、追いつくのに結構疲れた。
4周目になっても特に動きも無いが、最後の激坂区間で強度が上がることを想定して対応できる様に脚を溜める。そうこうしていると、下りからの直角コーナーの橋に来るが、この橋を抜けた右の直角カーブででまさかの落車。一瞬の出来事である。
スピード乗ってるところの逆バンク右コーナーで、おそらく、落車した感覚からは前輪が滑って右半身が地面にたたきつけられた模様。幸い誰も巻き込まなかった。猛烈に痛かったが、骨は折れていない様だ。後ろにいたマビックカーからヘルプに来てくれて、直ぐに外れたチェーンをはめてくれ、「走れるか??」と言われたが、反射的に「走ります!」と答え、レース復帰。ハンドルは曲がり、ディレイラーも歪み変速決まらなかったが走ることは可能。レース降ろされるまでは走り続けようと決める。
@最後尾と思って独り走っていた最中 photo by Mr.Yarii
モトも来て追い抜かれたし、前にも後ろにも誰も走っていない。
ああ、もう他の選手はレース降ろされたのかな…。と自分は最後尾と思いながら走る。
最終的に完走させて頂けた感じでした。まだまだ脚が残っていたのは実感できたので残念でした。
落車してしまったことは自分のミスであり、仕方のないことです。
振り返るとラインどりが悪かったことが原因だろうと判断しています。
レース展開に絡めるように色々と動いても、落車してしまえば何にもならない。今日は、メンバー的にもお強い顔見知りの方々ばかりだったので、胸をお借りするつもりで、本当に最後の展開のことばかり考えていた。そうしたレース中の集中力の散漫さが導いた落車だったと思います。目の前のことを一つ一つこなすことがいかに大事であることを改めて反省しました。
落車して、ほんの数秒後に走れるか?と聴かれて、反射的に走れます!と言う自分にも驚いたけど、コケて痛い思いしてもロードレースが好きなんだと改めて感じてしまった。レース中に落車したのは初めてだけど、強い選手でも落車はされている。これも自分の糧にして、また一から頑張ろう。
それにしても、右ひじ・大腿・右膝・右くるぶし・右わき腹(酷い順)に擦過傷を負い、浸出液がひどい。外科医の嫁さんに頼んで、たくさんデュオアクティブとビジダームと包帯・ガーゼを職場から持って帰ってもらって包交してもらった。破けたジャージの修理と自転車も点検に出したので、傷が癒えるまでしばらくお休みします。
最後に五木村の大会スタッフの方々は、最後に一人で走っている時にも温かい声を掛けて下さって、大変有難かったです。ボロボロになって走っている時の応援は心に沁みるものでした。運営の皆さまにも御礼を一言、大変お疲れ様でした。ありがとうございました。