11.10 ツールドおきなわ masters 100km 2019
2019年 11月 10日
シードゼッケンのため、塚タクさんと前から5列目くらいに並ぶ。
10時16分スタート。
奥の登りから始まるが、ペースはU-39の時とあまり変わらない。前目に位置取りして集団前方でクリア。
その後、海岸沿いを南下するが、集団の中央は落車が起きた時に身動きが取れないのが怖いので、左端に位置取りした。これが大失敗で、度々現れる落ちて来た他カテゴリーの選手を避けるなどしているうちに集団後方に追いやられてしまった。前に上がろうにも、普久川ダムの登りに前目で入りたいのは他の選手たちも一緒で、ポジションを上げられず、後方から登り区間に入る。
今度は、前方にいた選手に蓋をされるため、スペースを見つけながらコーナーなど大外で力を使いながら前に上がっていく。メーターを見ると6.0W/kg近い数値を示し続けている‥。それ以降はメーターは見ていない。3kmほどしてようやく先頭が見えて来たが、かなり脚を使ってしまいジリ貧に。その後はひたすら我慢するが、先頭のペースは全く落ちない‥。KOMポイントまで残り1.0kmのところでジリジリと離されていく。塚本さんも残っていたので、ついて行けるはずなのだが‥。その後、オールアウトしてしまい千切れる‥。今年もこのパターンか‥。レースは終わったに等しいが、諦めずに追うしかない。普久川ダムの登りは19分21秒と遅すぎて、昨年より1分20秒も遅いのに気が遠くなるほどキツかった。
脚が回復してくるのを信じて、一人で回し続ける。
普久川の下りは、VENGEが速くて、何もしなくても他カテゴリーの選手達を次々とパスしていく。
学校坂の登り区間で、同じカテゴリーの選手二人と合流して進んでいく。単独で踏み続けていたため、回復しておらず、この時は合流してもらってありがたかった。しばらくして、後方から20人程の集団が追いついて来る。しかし、ローテは回らないし、中切れは起きるしでペースが合わない。幾人かと一緒に頑張るが、前を追える集団ではなかった。ただ、集団で走ることで少し休めたので脚は回復することができた。しばらくして、前から昨年5位だったサコッシュの義竜さんが落ちて来た。前には30人くらいいるとのこと。
60kmの慶佐次の補給地点で、このまま走っても、この集団をただゴールまで連れて行くことになる。と判断して、義竜さんに声を掛けて2人で抜け出した。登り終わりまでしっかり踏んで振り返ると、集団は離れていた。
その後、登りは義竜さんがペースを作ってくれ、平坦と下りは自分が前を引く。有銘の登りで、後ろに集団が見えたので、吸収される可能性もあり、義竜さんは自分の着をあげる事を考えてくださり、残りは全部前を引くから。と言われる。
その後の見通しの良いアップダウンで後ろを見ると集団は見えない。2人で最後まで行く事を提案して、今度は私が引く。私のために前を引いて頂いた(人生の)先輩を置いて行くわけにはいかない。羽地ダムでは再びペースメイクしてくれ、本当に助かった。2人でマスターズ100kmの千切れた選手を4-5人はパスしたと思う。三段坂も2人で休まずクリアして、今度は川上からゴールまでの平坦は私が担当。普久川の登りで千切れてしまったけど、最後にレースらしい走りが出来たのは義竜さんのお陰でした。
- TdO masters 108km: 3:07:28 ave194W NP236W ave156bpm max178bpm 246TSS 2185Kj
【レースの反省点】
- 与那までの平坦路の位置取りの悪さ。
- 集団後方からの登り方。焦って登ることで自らインターバルをかけて自滅した。落ち着いて登れば千切れなかった可能性がある。
上記2点に尽きると思う。
強い選手と共に勝負に絡む場面まで行けないと話にならない。
来年に向けて、今回の失敗と悔しさを忘れずに一からやり直そうと思います。
Result--